Kolmogorovの元論文をロシア語辞書を引き引き調べたところ、一方向に成長する多結晶体において、成長しはじめの底線および底面からの成長フロントまでの高さhに対して、そのhにおける結晶グレインの数N(h)は、
2次元系の場合→N(h)∝1/h^(1/2)
3次元系の場合→N(h)∝1/h
となっていた(導出過程は不明(式による誘導は無いので、文章の内容についてロシア語を厳密に調べないといけない))。
ちなみに、上羽さん、斎藤さんの著書の場合も同様の結論が導かれていました。
しかーし。
Chernov先生はModern Crystallography III中で、逆の事を書いていた。
ちなみに結晶成長学辞典でも、それを引用していたが、もしかして、これって間違いでは無かろうか?
どなたか、御意見をお待ち申し上げております。