就活が超氷河期であるという。企業側が強くて、TOEIC730点以上とか、新卒採用の3割を外国人にするとか。。

一方、中小企業ではまだ枠がいっぱい空いているという話も聞く。
そこを乗り切ることができるかどうかの分かれ道は、以下のような点にまとめられるのではなかろうか。

1.礼儀をわきまえているかどうか
2.大学で研究を一生懸命やっているかどうか
3.人のアドバイスを素直に聞くかどうか
4.自分の現時点での実力を正確に把握しているかどうか

で、わたしの結論としては、すべて普段の研究室ライフの過ごし方に関連しているというように思わざるを得ない。

1.は、人間関係をしっかりと構築できるかどうか、研究室の一員として和を乱さずに過ごせているかどうか。
2.は、いうまでもなく。
3.は、結構大事。1.とも関連している。やっぱり、指導教員や先輩からの指摘を素直に受け止め(だからと言って言いなりになるというわけではない)、それを自分なりに消化できるかどうかで、研究の進み方はまったく変わってくる。
4.これも1, 3と関連している。分不相応に自分に自信があると、教員や先輩からのアドバイスを軽んじ、その結果アドバイスを素直に聞かなくなり、研究が滞ることが多くなる。最近、このパターンが多いような気がする。また、プライドが高すぎて、実験の失敗に耐えられない。何度か失敗するとすぐにやる気がなくなってしまう。。。研究者は職人の卵のようなものなので、実力がないうちは失敗するのが当たり前だし、熟練しても失敗はつきものということがわからないままにやる気がなくなってしまうというパターンもあるように思える。
また、1-4のすべてに関して、普段の研究室ライフでは及第点におよばなくても「就活の時には隠し通せる」と妙な自信を持ってあたると、まんまと見透かされてダメというパターンも多いような気がする。

と、まあ自分自身がそんなことを偉そうに語れるほどの人間じゃないし、自分自身が就活らしいものをこなしたこともないのに偉そうなことを言ってはいけないことはよくわかっているつもりではありますが、読んでくれている学生さんたちの参考になればいいなあとおもって書かせていただきました。
========
人気blog ranking
よろしくお願い申し上げます。