2日目、学会初日、最初のU原君の発表。
なんか、思った程反応がなかった。
どゆこと?
まあ、これはこれで、すぐに価値に気がついた人がいなかったということで、かえってじっくり論文の吟味が出来るかもしれません。
3日目、シンポジウム講演。
自分の発表。
貼り付けたグループ図のうち、写真のみが消えているという不始末。
直前の発表練習までは見えていたはずなのに。
Office2010に対する不満がMaxに。
Microsoftのやり方のうち、古いバージョンのやり方が新しいバージョンで通用しなかったりするところは、ホント、許しがたい。
次のパソコンはMacにしようかと本当に思った。
講演内容自体は、これまでの発表内容を分かりやすくして、プレリミナリな結果を足したものだったが。。
いまいちだったなあ。質問はあったのだけれど。。
まあ、ともかく、速く論文化してしまおう。
4日目、学生と自分の発表続々。
ケンシロウの発表は、多分これまでの発表の中では一番良かったと思う。あとは、データの洗い直しと、気合を入れて一つの結晶で連続的にデータ収集を行う技術の確立で、ちゃんとした論文に出来るはず。
自分の発表は思った以上に関心が高かった。
質問も多数出て、良かったが、O沼さんがダイマーでそういう結晶が出来ているという話がちょっと気になった。その後の発表へのコメントでも、斥力系の結晶がどうこうというコメントを発せられていた。
取り急ぎどこでもいいから、プライオリティを確立しておいた方がよさそう。
Sかべさんの発表。発表自体はまあまあ良かったが、イントロがとてもまずかった。あれでは「Yまなか先生の研究を見て、その真似をしてみました」というふうに、全員がとらえてしまったであろう。。しかも、それが「先行研究」と言い切ってしまっていました。Sかべさん。よく考えてください。今回の発表内容は、3年前の仙台での発表内容と本質的には変わっていないはずなので、オリジナリティは我々にあるんですよ。。。。
Hしもとさんの発表、諸事情により聴けなかったが、Hでさんから聞いたところでは60度角の結果についての考察の話がよく分からなかったということ。帰りの電車でフォローしておきましたが。。。彼にわからなかったということは、他の人には分かろうはずもなかったということです。改善策をよく考えてみましょう。やはり、何度も言っているように、角度の関数として、粒子濃度の濃縮度合い等について定量的に表現できるようにしておく必要があります。Hでさんからも同様のコメントをもらいました。
自分の研究のオリジナリティに対する重要性の認識および自分のテーマに対する愛情は非常に重要です。まあ指導教員が与えたテーマなので、ある程度は仕方がないが、ときどきちょっとそれはないでしょと思うこともあります。

今日は移動日。
しかし、酒は飲めないので、ch_am氏とともにいった大漁丸では、ノンアルコールビールだけ。。ううむ。この先2晩が憂鬱だ。。しかたないが。。
で、そこでKたむらさんご夫妻とFるかわさんご夫妻が斜め前の席で会食されていた。最初はよくわからなかったが、途中で気付いた。しかし、ご夫妻どうしの会食にどうやって話を切り出そうか、とおもいつつ、そろそろ会計にしようという時に挨拶に。
向こうも気づいていたようだったが、ともかくもご挨拶できてよかった。
我々のところにも、ぜひぜひ来てくださいね。Fるかわさん。
さてさて、いまからプレゼン練習だ。。。

今日の話題はちょっと下の話なので、食事中の方はお控えください。。
実は土曜日から今日まで、入院していました。
内容は表題のとおりの手術、といっても注射をするだけなんですが。。
でかい内痔核3つがあったそうで、計12箇所に、硫酸アルミニウムカリウム水和物とタンニン酸を主成分とするジオンという名の注射を打つのであります。
9月9日に、下妻で人生初の脱肛を経験し、9月10日にO塚G科に通院後、治療を続け、この事態に至ったわけです。
時系列で記します。
9月10日〜週末に診察。薬の服用。
9月17日 大分収まり、どうするかを相談。手術しておいたほうが良いことに決定。でも切除するまでではないでしょう。ジオン注で行きましょうということに。
10月15日 術前の診察。胸部レントゲン。気になる影が。。。まあ大したことはないので、人間ドックまで待ちましょうかとりあえず。
10月29日 10時から受付のところ9時半に到着、早速病室へ案内。
10月29日 12時30分、毛剃り。点滴スタート。ポリマー製の針をさす。痛いですよといわれたので、「局所麻酔の痛さはこの5倍ぐらい?」ときくと、「そのぐらいでしょうね」と微笑みながらいわれる。
10月29日 14時ちょっと前、家内が到着。付き添わないといけない。14時。お尻に筋肉注射2本。さっきの点滴の3.5倍ぐらいの痛み。液体が注入されたときが痛い。。局所麻酔はこれより痛いんだろうなあ。。。
10月29日 14時30分、別の看護婦さんに連れられ手術室に。この看護婦さんは、色々と気のまぎれる世間話をしてくださったので、緊張感がほぐれてよかった。。しかし、刻々と迫る本番。。
10月29日 15時すぎ、先生到着。一気に緊張感が増加。。うつぶせになり、手術台は少し斜め上向きに。。そして、注射等をつめではじく音が聞こえ、一本目。。。。。あれ?思ったほど痛くない。この一本目はさっきの筋肉注射より痛くない。「次、右下行きまーす。後二本あるからね。ちょっと痛いですけど。。」と二本目、点滴の3倍ぐらい、。。漸くほっとして、3本目も同様。。一番の山場を越え、安堵。。しかし、手術はこれから。ともかくも任せ切り。ジオン注自体は痛くないそうで、逆に痛かったらまずいらしい。そう聞くと、余計心配になるが、まあ何とか大丈夫。しかし、何度も何度も注射してはぐりぐりぐりぐり。。そのぐりぐりがちょっとつらかった。ジオン注も、だんだん痛くなりつつあり、そういうと、別の内痔核に移動。そちらは痛くないが、弾性自身に痺れが伝わる不思議な感じ。前立腺の上辺りにある痔核の治療のせいでそうなるそう。。で、手術終了。。。お疲れ様。。
10月29日 15時45分ごろ、病室へ。痛いというより、ものすごい違和感が肛門付近の直腸出口付近にあり、何よりも、尿意がする。かといって、トイレに行っても出ないし。。この時間が一番の苦痛だったかも。ロキソニンを飲んで30分ぐらいで漸く落ち着いた。
10月29日 夕食は五分がゆ。美味しくいただきました。。。
つづきはまた。。
10月30日 朝、便所に行って恐る恐るしてみたら、ガスのみ。結局午後に無事出ました。しかし、違和感ですな。相変わらず。
10月31日 無事退院。今に至る。しかし、調子に乗ってブログを書いていたら急に激痛。まだまだ安静が必要。。。

サンダー君の論文がPNASにとおっているのを発見!
やりよるのお。。溶解度の論文でもやられたしなあ。。手ごわい敵(というより、今のところ負けがつづいている)になりそうである。
ただ、内容は、Cueva de los Cristalesでの巨大石膏結晶の成長に関するもののようである。まあ通るんでしょう。
PNASとかになると、やっぱり「面白さ」とか「インパクト」みたいな要素がかなり重要になってくるんだろうなあという印象。
JACSとか、PRLも、そこまで行かなくても、よりgeneralなトピックが好まれるような傾向にあるようである。
JACSのIFはPNASとほぼ同じなので、「面白さ」や「インパクト」を強調するのならPNASに出してみるのも一つの手なのかもしれませんね。
そりゃあなかなか通してはくれないでしょうが、面白さが飛びぬけていれば、一発通しもあるのかな?と思ってしまいます。

昨日のリサセミ前、居室から出ようと思ったら、どんっとぶつかる音がして、なんだ?とおもったら。

なんと、社長の座るような(といったら大げさだけど)立派なデスクチェアが。。。びっくり。。
昇任祝いでした。
ありがとうございました。うれしかったです。
でも、君たちが早くプロフェッショナルになってくれることが私の一番の喜びですので、がんばらせていただきます。

いろいろな人間がいろいろな思いで生きているのが社会であって、研究室も全くその通りである。
そして社会にはいろいろなルールがあって、それによって円滑に動いているわけで、それも研究室でもまったく同様に成り立つものである。
よりよい社会にしようという気持ちがあって、初めて社会はより良い方向に行くのであって、これもまた研究室でも然りである。
社会は人間関係で成り立っているのであって、それをおろそかにすると、なかなか受け入れてもらえないのであって、研究室でも全く同じである。
で、裏を返せば、これから社会に出て行こうとする人間は、以上のような項目において、研究室での生活を軽視しているようではいろいろと難しくなるのである。すくなくとも、大人の付き合いはできるようにしてほしいなと切に願っている私です。
などということをいろいろ考えてしまう今日この頃であります。